2006/09/23(土) 規則と規律(1)
 東京都の教員への入学式や卒業式での国旗掲揚、国歌斉唱の強制に対して、東京地裁から違憲判決が出た。これに対して東京都は控訴する方針で、都知事や総理は『規律』『社会性』『協調性』『礼節』などということばを使って反論している。
 国旗掲揚や国歌斉唱を強制することの是非に関しては、ぼくの範疇ではないのでなんとも言えない。が、『規律』『社会性』『協調性』『礼節』などというものは、はたして決まりや規則で強制するものなのだろうか…。それはたしかに年々乱れてきているとは思うけれど…。
 学校現場では、あいさつできない、返事ができない子どもが増えていると思う。先生にいちどお話しようと思ったこともあるけれど、考えてみれば、そんなことはぼくなどが言わなくても先生はよくわかってみえることだと思う。そこで、いつも考えることなのだけれど、「あいさつしなさい!」「わかったら返事しなさい!」と言葉で言うのは簡単。でも、そういうものって、強制したり規則で縛ったりするべきものなのだろうか…、と。
(明日の日記に続きます…)