2005/09/23(金) 続、インターネットとコミュニケーション
 インターネットの世界に足を踏み入れる前は“ニフティサーブ”という大手パソコン通信に参加していた(だから今でもプロバイダーはニフティ)。そこのフォーラムに参加するためには、あらかじめ本名またはハンドルネームを登録しなければならない。さらに、“会議室”と呼ばれる掲示板に書き込むとIDも明かされる。もちろん必ずしも本名を明かすわけではないけれど、いま考えればその透明性がよかったと思う。
 インターネットの世界でもIPアドレスやリモートホストなどは明かされるけれど、警察の捜査でもないかぎり、基本的には“どこの誰だかわからない”世界。今、“出会い系”だの“自殺サイト”だのと世間でいろいろ取り沙汰されているネットの問題も、それが根本的な原因だと思う。もともとは学術ネットワークから始まったインターネット。当初はIDなどのどこの誰かをはっきりさせるための仕組みなんか必要なかったのだろうけど…。
 それにしても、パソコン通信をやっていた頃はいろいろなフォーラムに参加し、オフ会(健全なやつね^^)などもあったりして、かなり世界が広がった。