2005/09/10(土) 興味を持つということ
 昨日の話、“興味を持つ”といえば、ちょっとはずかしい話がひとつ…。
 中学校で吹奏楽部に入ったぼくは、『音楽の部活に入っているんだからベートーベンくらい知らないとね…』と、ある日“運命”を聴いてみた。1楽章を聴き終わって、『ふぅ、やっと終わったか。2楽章は、、また明日聴こう』… で、次の日もその次の日も、結局その先は聴かなかったの^^;。正直言って、やっぱりその時は興味を持てなかったというわけ。
 興味がないのに我慢して聴いても、結局自分の中には入ってこない。『やっぱりオーケストラってこんな感じね…』が、当時のぼくの正直な感想。で、それが覆されたのは、高校2年の冬…。
 隣の県に、某国営放送オケがやってきた。演目のメインは“幻想交響曲”。はじめてなまで聴く、そして観るオケのもの珍らしさ…。でも3楽章までの感想は、『やっぱりこんな感じね…』それと、『トロンボーンはいつ吹くんだろう…』というもの。
 でもその印象は、4楽章以降でみごとにひっくり返されたのでありました…。