2003/12/21(日) ステージにて
きょうも第九。フィガロの序曲が終わり、休憩が終わり、自分の席へ。左手がちょうど届く位置に置いたスタンドに、トロンボーンを立てる。
じっと、楽器を見る。それにしても、なんと単純な楽器であろうか。部品の数はどれくらいなのだろう…。トランペットはC管とかあるのに、どうしてテナートロンボーンはB管と決まっているのであろう。楽譜は実音なのに…。
そういえば、C上昇管付きの楽器造ったメーカーがあったな…。C管があったら、第九も運命もラクなのにな…。上昇管だから、B管の時は2度ロータリーを通ることになる。トロンボーンって、そういうことに結構こだわるんだよな。
この楽器についているFバルブなんて、第九では全然使わないんだよな…。それにしても、目の前にホルンがいるが、あの楽器は、入り口から出口までに一体何回ロータリーを通るのであろう…。
なんてことを考えているうちに、1楽章が終わる…。