2003/12/14(日) イメージ
きょうもトゥーランドットだ。
先日聴きに行ったジム・ピューと英二郎のセッション、ジャズトロンボーンをナマで聴くこと自体久々だったが、2人とも、とっても自由だ。
楽器を操る時に、よけいな理屈や、分析や、“こうじゃなきゃいけない”みたいな既成概念に自分は囚われすぎていたんじゃないのか…。理論ももちろん大切だが、理論がただの理屈になってしまっては自分を不自由にするだけだ。理論は実践から導き出されたもので、大切なのはイメージ。だから、ジャズプレイヤーはみなまず、先人のプレイを“コピー”して、自分のスタイルを確立してゆく。単なる音の運びやフレーズに限らず、サウンドや歌いまわしや、それに伴う技術まで。
自分の中で、理屈に振り回されてマイナスになっていた部分にいくつか気づいた。が、これとて“分析”という名の単なる理屈になってしまったら、またマイナスになるだけであろう。大切なのは、やはりイメージだ。