【7】お薦め本紹介


 この章では、これまで出会ってきたいくつもの本の中から、特にお薦めのものを紹介してみたいと思います。どれもすばらしいものばかりです。ぜひ読んでみて下さい。

  1. 『新インナーゲーム』
  2. 『音楽家ならだれでも知っておきたい「からだ」のこと、「呼吸」のこと』
  3. 『アレクサンダー・テクニークの学び方』
  4. 『トロンボーン奏者ならだれでも知っておきたい「からだ」のこと』
  5. 『吹奏楽部指導者が心がけたい9つのこと』

1. 『新インナーゲーム』

新インナーゲーム

原題/The Inner Game of Tennis
W.Timothy Gallwey(ティモシー ガルウェイ)/著
後藤 新弥/訳
日刊スポーツ出版社,1365円

 セルフコントロール、自我、集中するということ… テニスを題材にして書かれてはいますが、あらゆるスポーツ、そしてもちろん、楽器の演奏にも応用できる内容。今まで読んだあらゆる理論書、あらゆる本の中で、もっともexcellentなモノの中の1つです。上級者にこそおすすめします。もちろん、初心者の方にもとてもプラスになる内容です。ぜひ読んでみてください。

『新インナーゲーム』 amazonのページ

ページトップへ  オンラインレッスン目次へ  ホームページへ


2. 『音楽家ならだれでも知っておきたい「からだ」のこと、「呼吸」のこと』

音楽家ならだれでも知っておきたいからだのこと,音楽家なら誰でも知っておきたい呼吸のこと

『音楽家ならだれでも知っておきたい「からだ」のこと』
バーバラ・コナブル/著
片桐ユズル、小野ひとみ/訳
誠信書房,2000円+税

 わたしたちの頭の中には、わたしたちの体の地図『ボディ・マップ』があります。それを正確にしていくことで、体の使い方が効率よく自然になり、楽器の演奏を大きく助けます。そのボディ・マッピングについて書かれた、とてもわかりやすく読みやすいテキストです。また、これに基づいた講座も開かれています。できれば受講されると(紹介します)、ボディ・マップが実感としてわかると思います。

『音楽家ならだれでも知っておきたい「からだ」のこと』 誠信書房のページ


『音楽家ならだれでも知っておきたい「呼吸」のこと』
バーバラ・コナブル/著
小野ひとみ/訳
誠信書房,1500円+税

 この本は、呼吸のボディ・マップについて書かれています。やはり読みやすくわかりやすいテキストです。この本には、人間の呼吸の「事実」が書かれています。事実を知って自分の地図を正確にすることは、抽象的なことばをどんなにたくさん読むよりも、プラスになります。

『音楽家ならだれでも知っておきたい「呼吸」のこと』 誠信書房のページ

ページトップへ  オンラインレッスン目次へ  ホームページへ


4. 『アレクサンダー・テクニークの学び方』

アレクサンダー・テクニークの学び方

バーバラ・コナブル、ウィリアム・コナブル/著
片桐ユズル、小山千栄/訳
誠信書房,2500円+税

 前出2冊の著者バーバラ・コナブルはアレクサンダー・テクニークの教師でもあります。この本は、ボディ・マッピングの視点からアレクサンダー・テクニークについて書いてあります。アレクサンダー・テクニークに関しても、興味をお持ちの方はレッスンを受けられることをおすすめします。

『アレクサンダー・テクニークの学び方』 誠信書房のページ

ページトップへ  オンラインレッスン目次へ  ホームページへ


3. 『トロンボーン奏者ならだれでも知っておきたい「からだ」のこと』

トロンボーン奏者ならだれでも知っておきたい「からだ」のこと

デイヴィッド・ヴァイニング/著
小野ひとみ/監訳、菅裕/訳
春秋社,2200円+税

 ボディ・マッピングの観点からトロンボーンの演奏について書いてある、とっても秀逸な1冊だと思います。しかも、わかりやすいです。全部で150ページほどあります。最初の1/3ほどは、ボディマップ、身体のことが書いてあります。それから、呼吸、アンブシュア、腕など、トロンボーン演奏に沿った解説が、そして後半には『探求』といって、いくつかのエクササイズが解説付きで載せてあります。トロンボーン吹きだけじゃなく、ほかの金管楽器吹きにもオススメします。

『トロンボーン奏者ならだれでも知っておきたい「からだ」のこと』 春秋社のページ

ページトップへ  オンラインレッスン目次へ  ホームページへ


5. 『吹奏楽部指導者が心がけたい9つのこと』

吹奏楽部指導者が心がけたい9つのこと

バジル・クリッツァー/著
きゃたりうむ出版,2100円

 アレクサンダー・テクニーク教師でホルン奏者、バジル・クリッツァー氏によって書かれた本。この本もアレクサンダー・テクニークに基づいて書かれています。管楽器奏者や指導者、吹奏楽指導者には特に、ぜひぜひオススメします。

『吹奏楽部指導者が心がけたい9つのこと』
−推薦文−(福見 吉朗)

 バジル・クリッツァー氏の著書『吹奏楽指導者が心がけたい9つのこと』を読んで、大きな感銘を受けました。読むだけでも自分の身体が目覚めていくような感覚になりました。まだまだ日本では充分に普及しているとは言えませんが、欧米ではごく一般的に取り入れられているアレクサンダー・テクニークに基づいて、この本は書かれています。時にはこれまで古くから常識だと思われてきたことを覆すような内容もあります。しかし各項目は読んでいくほどに、目からウロコであったり、それまでおぼろげに感じていたことを再確認するものであったり、考え方や練習のしかたを変革するためのとても大きなヒントであったりします。この本はすべての管楽器奏者や指導者にとって新鮮な栄養であり、大きなプラスになるものだと信じています。とりわけ未来を担う子どもたちを育成する学校吹奏楽に携わる指導者の方々にはぜひとも読んでいただきたい一冊であり、日本の吹奏楽界を前進させる大きな助けになる一冊であると確信します。

『吹奏楽部指導者が心がけたい9つのこと』 amazonのページ

ページトップへ  オンラインレッスン目次へ  ホームページへ


福見吉朗へメール