2014/01/06(月) 学校吹奏楽のトロンボーン(2)
テナーとバストロの問題は,現実に,バストロで1stを吹いていたり,細管テナーで3rdを吹いていたり(これ某名門校でも見ましたよ)という現状は,実際よくお目にかかります。テナーバスとバストロの区別がつかないなんて考えられないんですけどね…(´・ω・`)。それではパートとしてのサウンドは成り立ちませんよね。ぼくは高校からトロンボーンを始めて,パート初心者ばかりでしたが,ちゃんとわかって使ってましたからね楽器…。
マウスピースにしても,テナーのマウスピースでバストロを吹いていたり,その逆もよくあります。「この楽器に最初からついてたマウスピースはどうしたの?」って訊くんですけど,ないんですよねなぜか(´・ω・`)。だいたいマウスピースって,少なくとも備品楽器の数だけはあるはずなんですがね(-_-;。
たとえシャンクが同じでも,テナーのマウスピースとバストロのマウスピースは違います。どんなにカップが深くても,テナーのマウスピースでバストロの楽器本来の音は絶対に出ません。同様に,テナーのマウスピースとアルトのマウスピースも違うと思うんですが,いいアルトのマウスピースって世の中にあんまりないですよね。これはメーカーの問題だと思います。
木管楽器のリードって,楽器の種類でちゃんと使い分けるでしょ。弦楽器だって,バイオリンの弓でチェロは弾かないじゃないですか。それとおんなじことなんですけどね…(´・ω・`)。トロンボーンに限らず金管楽器のマウスピース問題って学校現場でいろいろありますよね…。シャンクが凹んでいたりメッキがはがれていたり…。まぁ木管楽器だって,欠けたリードで吹いている子がいたりしますけど…
[明日の日記に続く…]