2014/01/25(土) 音が合うこと
 ある学校で指導した時のこと…,あきらかに間違った音というのはないのだけれど,どうもスッキリしない,なんだか合わない。よくあることです。もちろん,音程もよくないんでしょうけども,それだけじゃない…。

 「じゃあ,楽器じゃなくて声で歌って合わせてみよう」といって,やってみました。みんな見事な階名唱で歌ってくれましたが,音程がありません。リズムと階名だけ。まるでお経みたい(^^;。

 楽器に頼らず自分で音程が取れる,歌える,これが大事なのに…。でないと,音,音程は『楽器任せ』になってしまいます。すべての管楽器は,楽器任せで吹いたのでは良い響きがしないし,音も溶け合わないのですよ。いちど声で歌って(お経ではなく…)から合わせてみると合ってくることは,とっても多いのです。

 たとえチューナーで計ってみて結果的にピッチが正しくても,自分で歌えて出している音と,楽器任せで出している音,これ,雲泥の差なんですよね。人と合わせる段になるとますますその違いがハッキリするように思います。なので,楽譜の音を楽器を使わずとも声で歌えることは,やっぱり管楽器にとって必須だと思うんですよ。でないと,ただ楽器に振り回されているだけになってしまいます。

 なんだか合わない…。ハーモニーディレクターやチューナーを使って上げたり下げたりしてみる前に,まずは歌ってみる。声で歌えて,あとは指(手)が動けば,それで譜読みはOKですよね。譜読みってそういうことですよね。大事です。譜読み。音がとれることも含めて譜読みですよね。

 なにしろ『声で歌えること』はとっても大切なこと。管楽器も,打楽器も。