2014/01/20(月) 作曲(1)
ほんとに数えるほどしかしていないんですが,ぼくの作曲は,まずメロディをつくることから始まります。つくる,というよりも,『どこかにある』という感じ。自分の中のどこかにあって,それをみつけてくる。だからあとになって,『一体どこから来たんだろう…』『どうやって書いたんだろう…』って思います。
メロディはそれ単独で出てくることはなくて,ハーモニーなどのイメージが一緒についてきます。単音でそれだけ出てくるわけではないんですね。で,書いたり実際に鳴らしたりしていると,『最初に出てきたイメージと微妙に違うぞ!?』ということが起こります。それを細かいところでいかにイメージに近づけるか,逆にこれがうまくいかないと,行き詰まります。『何が間違っているんだろう…(´・ω・`)』って…
ぼくはメロディが出てこないと作曲できません。時の運です。松茸狩りみたいなもんです(^^;。なので,『もうなかったらどうしよう…』『出てこなかったら…』っていう不安と恐怖がありますね。それに関連する億劫さが筆を鈍らせます。いや,なんでもよければいくらでも出るんでしょうが,それではイヤなんですよね…。
最初にテーマがあってそれに沿って書くのではなく,だいたい気分次第です。ホームページで音を公開している『しおかぜ…』だって,海辺でメロディが出てきたっていうだけのこと。『このテーマは波をあらわしています』なんて,ぜ〜んぶ『あと付け』です(^^;。そんなこと考えてやしません。『新緑…』も,新緑の中でメロディが出てきたっていうだけのことです(^^;。
[明日の日記に続く…]