2013/04/06(土) 想い
昨日の日記で『感性』と『想い』って書いたけれども、考えてみたら、編曲をしていても、その曲に対する想い入れみたいなものが大きなエネルギーになっていると思う。
その曲に入り込んでいる。そこから、ぐんぐんふくらんでいく感じ。逆に、あまり想い入れられない曲だったりすると、なかなか筆が進まなかったりする。それでもあるレベルのものはもちろん書くけれども…。
想い入れた曲だと、あまりにも『入って』いるから、書き上がってからあとで、一体どうやって書いたのか自分で全然わからなかったりする。書いている時はノリにノッているって言ってもいいかもしれない。
これ、演奏でもそうだと思う。ほんとうに音楽の中に『入って』いた時って、あとでどう吹いたのかあんまり思い出せなかったりする。これ、もちろん舞い上がってて思い出せないのとは全然違う。その瞬間なんだか別の世界に行っていた、みたいな…
こういうのが、ほんとうの意味で『集中する』ってことなんでしょうね…。
ところで、『思う』と『想う』は、どう違うんでしょうね…。あるところに、『「思う」は頭で考えること。「想う」は心に感じること。』という説明がありました(多説ありますが…)。だとするならば、音楽する上でほんとうに大事なのはどちらなのか、あきらかですね。