2013/03/04(月) 課題曲の音域制限
 毎年の全日本吹奏楽コンクール課題曲、これ、朝日作曲賞という一般公募で選ばれることは、よく知られていること。これの要項には、各楽器の厳密な音域制限があるのです。吹奏楽連盟の朝日作曲賞公募のページに掲載されています(PDF)。この制限、不要論もあるみたいですね。なんでこんなに制限があるんだ、と…。

 まぁ、少し不自由な感じはしますが、でも、中高生が普通に演奏できるようにってことを考えたら、ぼくには概ね妥当な制限のように思えます。今まで3回ほど出品しましたが、音域制限で苦労したことはほとんどないですね。朝日作曲賞に限らず、吹奏楽曲を作編曲する時は、概ねこんなような範囲で書いていると思います。たまには飛び出すけどね(^^;。

 逆に、この制限が邪魔で困るって人は、いったい何を書きたいんでしょうか? と疑問に思ってしまいます。まぁ、たとえばファゴットの上がDまでってのは、ちょっと狭いかな、トロンボーンと同じだけはほしいな、テューバも基本1オクターブと3度しかないのは狭いかな、とかは思うけれども…。でも逆に、『うちにはこれ、できないな』なんて曲ばかりが課題曲になったりしたら困りますよね。

 技術的には平易に、音楽的にはわかりやすく、これが、吹奏楽コンクール課題曲(1〜4)に求められる条件なのかな、と思います。