2013/02/02(土) 右手でベルにさわる癖
 トロンボーンのスライド操作で、右手の親指や人差し指をベルに触れて3,4ポジションの目印にしている人って、じつはけっこう多いと思う。よく見る。じつはぼくもそうなのです…。もう、無意識。自分がやってるから、生徒がやってても、「やめなさい」とはもちろん言わない。

 でも、それ、よくないんだよ、って、最近あるところで読んだ。いや、前にも別のところで読んだし、よくないのは知っている。知識としてはね。曰く、『音程は手が覚えてるんじゃない。耳が覚えてるんだ』と。そうなんだけどね。。

 で、我慢してみた。たしかに、ベルに触れなくてももちろん音程はとれるし、音程も悪くならない。それどころか、ベルに触れて操作するほうが、なぜだか右手に余分な緊張がある。なぜだかわからないけど…。これはもう、ただのクセだと言っていい。しかも、不要なクセだ。しないほうが、スムーズで、動きが自然だし、ラクだし、音のつながりもいい。胸郭の緊張も減るし、だから呼吸や音のコントロールにもいい。

 じゃ、なんでやってんだろうか!?(^^;