2013/11/04(月) 吹奏楽フェス
 きょうは愛知県のある地区の吹奏楽フェスティバルを聴きに行ってきました。お昼から行ったんですが,いろいろな学校の演奏が聴けました。きょうは高校だけだったんですが,ひとつの地区でこれだけたくさんあるっていいですね。鳥取県だったら全県でもこれだけの団体はないです…。

 さて,聴いていて,ほんとうに学校による個性,特長,空気,いろいろなものが伝わってきて,まるで普段どんなふうに練習しているのか,目に見えるようです。中には,もう最初から最後まで開いた口が塞がらないようなすごいステージをしてくれた団体もありました。なんであの動きをしながら吹けるの!? しかも,あのクオリティ!!

 さて,聴いていて思ったこと…。やっぱり『意思を持って』音を発するっていうことがいかに大事か,ということ。なんの意思もなく発せられた音を聴くのは苦痛です。何しに出てきた? って言いたくなる。これはプロ,アマ,大人,子どもに関係なく。逆に,とっても意思のこもった音は当然ながら説得力がとてもあります。

 音が合う,合わないにしても,ピッチの問題ではなく,この音はこうなんだ,と,意思を持って(ソルフェージュということも含めて)発していないから合わない。そういうことだと思いました。意思のこもった音は合って聴こえます。じつは今度指導に行く学校も出ていたんですが,いい音を聴かせてくれました。

 コンクールではないこういうイベントだからこそわかることもありますね。