2013/01/27(日) 絶妙のバランス
 このごろ特に思うこと…、、楽器の演奏で何かうまくいかない問題に出くわした時、そのことを突き詰めていくと、なにか作為的なことをした過去に行きあたることがある。『もっとこうしなければ…』って不自然なことを自分に強いた結果をじつは引きずっていたから、壁にあたっていたりする。

 過ぎたるは及ばざるが如し。やっぱりなにごとにも、『ちょうどいいところ』っていうのがある。その、ちょうどいい絶妙のポイントっていうのは結局、なんの作為もない自然なところになることが多い。いや、結局そこに行きつくと思う。

 そこに行きつくと、自然なバランスと調和がだんだんとできてくる。と、結果的に、全体がうまく働き始める。その『結果的にできること』を、『こうしなければならないんだ』と無理矢理に作ろうとすると、また不自然なことを自分に強いることになると思うのです。それが度重なると、なんだかわからなくなったりする。

 絶妙のバランスを知る。そしてそれを度重ねる。そして、結果的にどうしてこうなるのか、そのほんとうのメカニズムを知ることも、大事なのかもしれない、と思うのです。楽器が上達するって、そういうことなのかな、と…。

 でも、うまくいかないことは、まだまだまだまだたくさんあるんですけどね(^^;