2013/09/14(土) 自分の中にあるものしか
 きょうもTwitterに書いたネタから…。

 昨日書いた,『人からの評価よりも自分で自分の演奏をどう思うか』というTweet。ぼくは学生の頃,また,学校を出てしばらくは,人からの評価をとても気にしていたと思います。もちろん今でも気にはしますが…。でもあの頃は,だから,どういうふうに吹いたら人から気に入ってもらえるか,そんなことばかり気にしていたような気がします。

 それは振り返れば,とってもしんどいものでした。でも,あるときふっと,思ったんですね。どうせ自分にできることしかできない,自分の中にあるものしか出てこないんだから,って。それに,じゃあ自分ではどう思っているの? 自分は何がしたいの? どう吹きたいの? って思ったんですね。

 まあいわゆる開き直りですね。でも,これ,ほんとのことだと思います。自分は自分,それは変えようがない。でも,その『自分』も,時とともに変わっていくもの,望むべくは,成長していくものです。なので,『今の自分』にできること,ですね。

 教えるとき,指導するときも,おなじです。『今の自分』のベスト。それはでも,時が経てば変わっていくことがあるかもしれない。でも,現時点の自分のベストに信念を持って…,って考えています。

 なんだかかっこよすぎますが…,それ(自分)がなかったら,音楽って苦しいだけじゃないですか?