2013/08/10(土) マウスピース
思い立って、昔吹いていたリムチェンジのマウスピースを引っぱり出してみた。リムもいろいろ、カップもいろいろ。リムにはひとつも刻印がないので(^^;、見ただけでは何が何やら…。でも、吹いてみると、あぁこれねー、という感じで、わかる。
今、普段は欧米某メーカーのマウスピースを吹いているのだけれど、これのリム、エッジが割合はっきりしていて、外に向かって落ちている形。なんだかもっと支えてくれるといいなー、と思っていたのです。
高校の頃に読んだデニス・ウィック著『トロンボーンのテクニック』の中には、マウスピースについて、『カップの直径とリムの形についても個人的に好みの違いが出てくると思うが、この点については、かりにかなり極端な場合があったとしても人間の唇の筋肉の方がそれに順応してしまうことがほとんどである。』と書いてあった。なので、何年も吹いているマウスピースのリムを、しっくり来ないなーと思っている自分はヘタレなんだと思っていた。いや、思っている。どうなんでしょうね?
昔吹いていたのは、そのデニス・ウィックのリム。6番のリムと、それをほんの少し厚くしたフクミオリジナルリム。今、引っ張り出して吹いてみると、吸い付くように合いますな。なんでこれ、やめたんだっけ…。2ピースは響きで不利だと思ったことと、世の中に2つとない特注モノじゃあ、なくしたときに困るから…、だったかな。。
フクミオリジナルリムは、扇風機の羽根取ってロクロみたいにして、それで回しながらコンパウンドで少し削ってはしばらく吹き、また少し削ってはしばらく吹き、ってやって作っていったんだったな…。で、6BLのリムやフクミオリジナルリムで、Bachの6ハーフや5GSなとを吹いていた。これ、思い出したけど師匠のマネなんですよね元は…。またしばらくこれ吹いてみようかなー。
写真は2つとも6BLのリム(コピー)なんですけど、違いは外側の形だけ。たったこれだけの違いなのに、えっ、こんなに違うの!? ってぐらいに音が違うのです。リム1つで…。右のヘビーな方は、かなり音がはっきりする感じ。。奥が深いです…