2013/08/07(水) 責任追及か、原因究明か…
もうすぐ御巣鷹山の日航機墜落事故から28年ですが、某TV局の、『責任追及か、原因究明か…』という報道を見ました。誰かの責任を追求したり、誰かを罰したりしても、未来の事故は防げない。それどころか、刑事責任を追求することで、原因究明や事故防止にはマイナスになる。
日本は、事故調査より警察の捜査が優先する、おかしな国。2001年、日航機同士が駿河湾上空でニアミスした事故の時も、飛行機が着陸するやいなや、警察がコクピットに乗り込んで来たそうですね…(-_-)。そういう意味では、日本はまったく後進国と言わざるをえない。「刑事罰を望む遺族もいる」と警察は言うけれど、そんなこと言ってるからダメなんだよバカタレ(-_-)。アメリカを見習えよ。事故調査や原因究明にもっとカネをつぎ込め。
誰かの責任を追求しても、未来の事故はなくならない。これは、交通機関の事故に限らないと思います。人間は、かならず間違える。なぜ間違ったか、どうしたら、間違えない運用ができるか、それを見つけていくことが、未来につながるんじゃないでしょうか…