2013/07/18(木) 楽器のあつかい
 学校バンドに指導に行くと、楽器の扱いの悪さが目につくことがある。きょうもそんな学校。少し時間を取って、話をした。

 『木管楽器は、キーがほんのちょっと狂っても、鳴りにくい音ができる。金管も、ほんのちょっと凹んだりハンダが外れたら、鳴りにくい音ができる。楽器は少しでも傷んだら、音は変わってしまう。音楽は、どこまで行っても、どこまでも追求できるもの。よりよい音楽を目指しているからこそ、聴いてもらう価値がある。音さえ出てればそれでいいや、なんて思って吹いているんだったら、そんなのは人に聴いてもらう資格がない。楽器を大切にしないってことは、それと同じことだ。』ということを話した。

 でも、考えてみたら自分だって中学の頃、あんまり楽器大事にしてなかったしな…。テューバのベルに譜面や譜面台入れて運んだりしてた。いや、高校なってからも、トロンボーンのベルに折り畳み傘入れてたりしたしな…(>_<)。今から考えたら、よーやってたよな(-_-;)。でも、ぶつけたり倒したりはしないよ。マウスピースが取れなくなったこともないしな。

 楽器を大切にするって、どういうことなんでしょうね…。