2013/07/12(金) 名門校
 週刊少年ジャンプ連載の吹奏楽マンガ『ソウルキャッチャーズ』の今週号、名門吹奏楽部に見学に行くシーンがある。その学校には、パートごとに防音室の練習室が完備してあって…、、。あの、、そんな学校があるわけないだろう(゚Д゚)。音楽大学や音楽高校じゃないんだから…。と思ったら、中にはそういう学校もあるらしい…。

 でも、いわゆる吹奏楽の名門と言われる学校は、設備がすごい整ってて予算もタップリあって練習時間もたくさんで…、なんて想像するのかもしれないけれども、だいたい現実は違いますよ。普通に教室や音楽室で練習している学校がほとんどです。

 なかには、定時制がある関係で教室は使えず、個人やパート練習はもっぱら外でやってる学校、住宅街の中にあるのでひとつの棟から出られず、部屋がなくてパート練習は実質できない学校、いちにち3時間以上は練習しない学校、これみんな、全国常連校。。

 Twitterにも書いたけれど、環境や個々の資質はほとんど変わらないと思います。じゃ、なにが違うのか…。いろいろ見てきていちばん感じるのは、ひとりひとりが練習やステージや音楽に向かう心根なのではないかと思います。すなおに、まっすぐに、ひたむきに…。