2013/07/10(水) 副操縦士が…(写真)
 7日に書いたサンフランシスコでのアシアナの事故、副操縦士が操縦していたという報道が一昨日からされている。どうも事故が起こってコーパイ(副操縦士)が操縦していると、さもそれが問題のように報道されるけれども、たとえば風の制限だって、機種によっても違うかもしれないけれども、コーパイはキャプテンの1/2までとか、きっちり決められているので問題ないはず。ちゃんと守っていればね。

 CVR(コクピット・ボイス・レコーダー/コクピットや無線などの音声を記録しておく装置)の解析によると、地面に接触する7秒前に速度を上げるよう指示する声、4秒前にスティック・シェーカー(失速警報)が作動、1.5秒前にゴー・アラウンド(着陸やり直し)の声が入っているとの報道。進入着陸の目標速度からどれくらい遅くなったら失速するのか知らないけれども、ある程度余裕はあるはず。警報が出る3秒前に初めて速度の注意喚起なのだとしたら、ちと遅い? 不注意なのか?

 まぁ、しっかり原因究明してほしいと思います。写真は、flightradar24が解析したアシアナ航空OZ214便の、サンフランシスコ国際空港での事故直前の軌跡。