2013/06/16(日) クラシック
 クラシック音楽というジャンル?がある。たとえばベートーベンは200年くらい前の人だ。その人が書いた曲が、いまだにあちこちで演奏される。第九とか、運命とか…。

 歴史を経て淘汰されずに残り続けているのは、いいものだからなのだろうけれども、クラシック音楽はみんな、作曲されてから現代までずっと世の中で演奏され続けてきたのかといったら、そうでもないらしい…。

 作曲家が死んじゃってから陽の目をみた曲もあるし、ビバルディの有名な『四季』(正式には協奏曲集「和声法と創意への試み」op.8)などは、20世紀中盤あたりになって、よく演奏されるようになって現代で陽の目を見たのだそうだ。作曲当時もよく演奏されていたのかもしれないけれども…。

 どれだけの年月を生き残ったら名曲と言われるんだろうか…。1960年代に活躍したビートルズは、もう半世紀。その曲の数々は今でも残っているし、いろいろな形で演奏もされる。1977年の吹奏楽コンクール課題曲『ディスコ・キッド』は、もう30年以上たつけれど、いまだに演奏される。

 現代はオーディオ装置やインターネットなどの通信が発達しているし、コンピューターに音楽が保存できたりする。だから昔とはいろいろと事情が変わってきているのだろうけれども、現代の音楽がこの先どれくらい残っていくんだろうか…。