2013/06/09(日) アレンジ講座
 きょうはヤマハホールで、『ポピュラーアレンジ法 守屋純子アレンジテクニック』を受講してきました。最初はビギナー向け講座なのかな…、と思ったんですが、フォスターの『金髪のジェニー』をテーマ曲として、楽曲分析と、実際に3人の方がアレンジされた『金髪のジェニー』を題材に解説、添削したりして、とってもおもしろかったです。。

 それぞれのアレンジを、アレンジされた方ではないのですが受講者の方がエレクトーンで演奏してくれます。それぞれ演奏が終わると、守屋さんが演奏者に、「このアレンジの、いいと思うところと、自分だったらもっとこうするというところをそれぞれあげてください」と…。自分はどう思うか、どう考えるかということがやっぱり大切だと思うし、そういうスタンスなんだな、と。アレンジに限らないけど、『セオリー』じゃなくて、やっぱり『どう思うか』、『どう感じるか』だものね。

 あと、いろいろあったけれど、コードネームを書こうよ、ということを強調されていたのが印象的。ぼくは編曲でコードネームを付ける必用がある時は、楽譜が出来上がったいちばん最後に付ける。どうもコードを見てもサウンドに直結しないのです。コードネームを見ても、頭の中でなにかの変換をしてサウンドをイメージしてるんですね…。

 考えてみたら、ぼくは楽器吹く時もそうですが、楽譜を書く時も、あたまの中は完全移動ドなんですよね。たとえばAm7っていっても、キーがCの時とGの時では全然違う。なので、おぼえのために楽譜に書く時は、コードネームじゃなくて、『IIm7、V7、I』みたいに書きます。これなら見てすぐイメージできる。。

 いやほんと、おもしろかったですよ(^^)。。それにしても、エレクトーンってあれだけ全然違う音色が共存してると、中に♭9th intervalとかあっても気がつかないね…。全部Pianoの音色で鳴ったら、『うげっ!!』ってなるんだけど…。