2013/06/04(火) ノーズフルート(写真)
 知らなかったのだけれど、ノーズフルート(NoseFlute)という楽器がある。写真のノーズフルートは200円で買いました(^^)。口に当てて、息は鼻から出して吹く。

 この楽器、管楽器? 管のない管楽器ですね。楽器には発音源があるだけで共鳴管がない。共鳴管は口。つまり口腔内に共鳴させて音をつくるのです。おもしろいですよ。音の高さを変える方法は、ひとつは鼻から出す息のスピード(量)を変える。もうひとつは、口腔内の空間の広さを舌とかアゴを使って変える。もしくは、その両方。

 つまり、もっとも単純で原始的で根源的な管楽器と言っていいと思うんですよねこれ。息のスピードと口腔内の容積が、そのままダイレクトに音程をつくる。まだよく練習していないんですが、のども関係してくるのかな?

 どんな管楽器であれ、音程や響きは吹き手がつくる。それを楽器にまかせてしまうと、うまくいかない。ノーズフルートを吹いてみるのも、なにかのヒントになるかもしれませんよ。