2013/01/16(水) 神話崩壊!?
 ついに緊急着陸…。いや、報道をいろいろ見ていると、大変なことになったという感じ…。なんでもB787は電気を多用している機体なのだと…。たとえばエンジン始動も、これまでの機体はブリードエアといって通常は補助動力装置が作る圧縮空気で始動するのだけれど、787はモーターで始動するのだとか、操縦系統を動かすのも、これまでの油圧ではなく電気なのだとか…。

 やっぱりボストンでの同型機の火災があったばかりだから、最悪の事態に対する心配もあったんだろうねきっと。それにしても、機内アナウンスをするCAの声が震えていたという報道があったけれども、CAが乗客に不安を与えるようではダメだな、と思ったな。とはいえ、今回の件はANAが悪いわけではないのでは!?

 787は1/3くらいの部品が日本製なのだとか…。今回の原因はどうやらバッテリーらしいということだけれど、そのバッテリーを作ったのは、日本のGSユアサなのだと…。まぁバッテリー本体の問題なのかどうかは現時点ではわからないけれども…。技術大国日本の神話崩壊、なんてことにならなければいいけどね…。

 それにしても、航空機や鉄道など、世界で乗りものの事故やトラブルが相次いでいますね。前に書いたように、人間のやることに100%はないけれども、少しでもそこに近づけて安全運行をめざしてもらいたいと思いました。