2012/02/08(水) 楽器
 新しい楽器、けっこうほぐれてきた。もう新品特有の硬さはあまりない。にしても、おんなじBachなのに、前の楽器と全然違う。とても同じマウスピースで吹いてる気がしない。ほんとに同じマウスピースか!? セイヤー黄色ニッケルスライド→オープン赤ノーマルスライド。音色も違うし抵抗感も違う。吹いてるほうとしては、もうまったく違う吹き方をしている感じだ。

 管楽器でいう『抵抗感』って、なんだろうね…。それは、空気の流れの抵抗ではないことはたしかだ。たとえばマウスピースだけで吹くのと楽器につけて吹くのとでは当然吹奏感が違うけれど、マウスピースで吹いたときの抵抗の少なさを補おうとバックボア出口を指で少し塞いでみたところで、やっぱり楽器で吹いているのとはまったく違う。

 たぶん、吹き手に戻ってくる感覚なんだろうね。このあたりは科学的に解明できない部分なんじゃないかな…。でも、すごく大事なことだ。

 きょうは前の楽器を取り出して、少し吹いてみた。こんなんだったっけ…。まず、かまえたときにセイヤーのバルブが邪魔だ(-_-)。これ、ほんとにこの前まで吹いてたんだよねぇ…。