2012/12/18(火) 呼吸の話1
 ベッドの中で、まだちょっとウトウトしている時、なにげに観察してみると、呼吸に合わせておなかが上下するのがわかる。たぶん1cmくらいは動いているだろう。ほぼ横隔膜が主体になって呼吸している。で、それを拡大していくと一体どこまで吸えるのかやってみると、感覚的には、肺活量の9割くらい吸えるかな。もちろんフルに吸うには胸郭も使わなくては吸えないけれど…。

 で、その9割吸った時、ぼくの場合、おなかはたぶん3cmくらい動いていると思う。さらに前側だけじゃなくて、横もふくらんでくる。でも、ほとんど硬くはならない。なのでおなかは、横隔膜が動いたことで腹圧が上がってふくらんだのだと思える。あるいは横隔膜のほかに、感覚では感じられないくらい深いところの筋肉(インナーマッスルって言うの?)が働いているのか…。

 ところが、気づいたことがある。その9割吸った状態で身体を保とうとすると、今度はおなかまわりの筋肉、特に脇腹の筋肉…、腹斜筋、まぁ名前なんてどうでもいいやね。そのあたりの筋肉が働いて硬くなるのがわかる。横隔膜の働きを助けようとしているのか? まるで横隔膜の力がおなかまわりに移動するような感じ…。

 人間の身体って、あるひとつの方向への動きと、その動きの到達点を保持しようとすることとは、同じ働きとは限らないみたいですね。子どものころ『だるまさんがころんだ』って遊びを誰でもやったことがあると思うけれど、そのとき…、動いている時と、そこで止まった時とでは、身体の働き方がなんだかちがう感じがする。。

 話を戻して、、そして、もうひとつ気づくこと…。吸った状態を保持しようとおなかまわりの筋肉が働くと、それと連動するように、のどが閉じようとする、というか、なんだかちょっと絞まるような感じになるのがわかる。『のどが閉じる』っていろいろあるから、うまく書けないけれども…。

[明日の日記に続く…]