2012/11/24(土) マーチに思う
くわしく書かなかったけれど、吹奏楽コンクール全国大会高校の部後半を聴きに行った。今年は愛知県大会も聴いたし、コンクールはいくつか聴いた。そのどれからも感じたことをひとつ…。
今年の課題曲でおそらくいちばん演奏されたのは、4の『希望の空』。マーチなんだけれども、正直言ってあんまりマーチらしくない演奏が多くて、ちょっと「う〜ん…(-_-)」という感じも持った。まず打楽器が、なんだか添え物みたい。『管楽器の邪魔にならなければよし』『楽譜にあるから叩いているけれども…』みたいな…。マーチの主役って、むしろ打楽器なのに…。
メロディがきれいに歌って、それだけではいけないと思うのですマーチって。だって、マーチってなんのための音楽なんだろう元々は…。打楽器だけじゃなく、まずはあたまうちあとうち(6/8なのであとうちとは違うけれども…)の伴奏系がしっかり決まらないといけないと思うのです。それはマーチにおいては『脇役』ではないと思うのです。1本の幹があって、その上でメロディが歌って起承転結があって…。
聴いている人が元気になるような、ハツラツとした演奏…。すごい抽象的だけれども、そんなのが理想かな、と…。。そういう演奏もいくつか聴かれました♪