2012/09/17(月) 捉え方(2)
もうひとつ、これはある人が書いていたんだけれども、『でもまだここがダメ』だとか、『まだここが足りない』っていうような捉え方は、楽器の上達に1ミリも寄与しないんだそうだ。自分のダメなところをいくら見つけても、上達の道は一切見つからないのだと。『ダメなところや悪い癖は放っておけ』って言う人もいる。それが難しいんだけどね(>_<)。
逆に、良い変化。どこがよくなったか、それはなぜなのかをみつけていくことが、上達への道なのだそうだ。これはもちろん指導の時も同じ。悪いところを指摘するんじゃなくて、良い変化をみつけて、なぜ良くなったのかを指摘する。だから耳と観察力がすごく大事だし、いい指導者は例外なくそこが優秀。
ぼくは指導の現場でも、自分のプラクティスでも、そういう捉え方ができている時もあれば、ダメダメな時もあるねぇ…(>_<)
それから、うまくいかないことを繰り返すのもマイナスなのだと。それが身体にしみ込んでいくでしょ。そうじゃなくて、うまくいくやり方を繰り返さないとね。うぅ耳がいたい…(>_<)。
さらに、練習では、休みをはさむ。ぶっ続けで吹かない。『音を出していない時にうまくなる』って言う人もいる。それは、身体がおぼえる時間なのだ、と。『音を出した時間の倍休め』は、何人かの人から言われたな。これもつい、『続けて吹いたほうが耐久力つくじゃん』なんて考えがち(>_<)。わかっちゃいるんだけど、人間、悪い考え方ってなかなか捨てられないものですね(>_<)。