2012/07/28(土) 鳴るのを待つ
 新しい楽器、半年とちょっと過ぎた。この楽器、吹いていてだんだん楽器がわかってくると、どうにも吹けなくなる時期があった。試しにニッケルのスライドをつけると鳴ってくれるんだけれど、ノーマルの黄色いスライドをつけると、どうにも吹けない時期があった。そこから、やっとだんだん見えてきた。

 やっぱりスライドの違いが絶大で、考えてみたら、なにしろ10年ぶりのノーマルスライド。うちにある楽器をみると、今の楽器を去年買うまでは、ニッケルじゃないスライドはアルトしかなかったのだ!! 異常やね(^^;。テナーも、テナーバスも、バストロも、気づいてみればみ〜んなニッケルスライド。。こだわってるわけでもないのだけれど…

 うまく鳴らないと、ぼくの場合、どうにか力で押してなんとか鳴らそうとする傾向がある。昔から薄々気づいてはいたんだけどね(^^;。関係ないかもだけど、カートでレースしていた頃もそう。タイムが出ないと、力ずくで出そうとする。良く言えば、積極果敢に攻める。だから初心者の頃からスピンしまくっていた(^^;。逆に、スピンできるようになるのに時間がかかる人もいるのに…

 楽器って、やっぱり力で鳴らすんじゃなくて、鳴ってくるのを待つことが大事なんですね。