2012/07/22(日) 続、虐め(いじめ)の話
 昨日の話の続きを、もうちょっと…。(最近日記が長いぞ(-_-))

 あるミュージシャンさんがブログに、『いじめ』とか、『イジメ』とかではなく、『虐め』または『苛め』と表記しよう、と書いてみえた。カナの表記では、本来の意味よりも軽いように感じてしまうのでは、と。なのできょうは『虐め』と表記します。それから、某自治体が、虐めをした生徒の登校停止を検討しているみたいだけれども、そんなの根本解決にならないと思うぞ(-_-)。

 自分の子どもを育てたこともないのに言うのもなんだが(その前に結婚しろよ、って(^^;;)、子どもたちは、だから被害者なんじゃないかな。虐められた子だけではなく、虐めた子たちも、ある意味では被害者。親からそういう躾を受けて来られなかったわけだからね…。それに、人の痛みがわからない、人に対して愛情や思いやりの気持ちを持てないのって、あるいは自分自身それを受けて来られなかったからなんじゃないかとも思う。

 でも、そんな風に育てられたんだから親のせいだ!! って言ってしまっていいわけがない。虐める側、虐められる側、ほんのちょっとしたことで、誰もがそのどちら側にもなりうるわけでしょ。『自分が同じことをされたらどうなのか』という想像力を、少しでも持ってもらいたい。それでも卑劣な不道徳なことをして平気なのだったら、そんな人は人間社会で生きる適応がない。虐めた子のことをネットに晒して叩いている連中も同じ。

 だけど、そんな想像力を持ち合わせない人間は、大人にもたくさんいる。増えてるんじゃない? でも、そういう大人の真似はしないでほしい。。こんなことを書いているけれども、じゃあそういう想像力を持てずに人を傷つけたことがぼくはないのかといったら、ぼくにもいっぱいあると思う。きっと誰もがあると思う。

 なんだか親のことばかり書いたけれど、学校だって…、あの記者会見でしゃべっている教育委員会の人たちも、元々は教師だったわけでしょ? もっと信念を持って毅然とできないものかと思うぞ(-_-)。まぁ、ほんとうにちゃんとした信念があったなら、あんな調査にはならないやね…(-_-;。