2012/05/18(金) 編曲の数々(写真)
楽譜をコンピューターで書くようになったのはここ5〜6年。それまではもちろん紙に書いていた。学生の頃からの、紙に書いた楽譜たち…。ほとんどが編曲。霧散したものや原譜ごと依頼主に渡したものもあるけれども、ほぼ6〜7割方は残してあって、押入れの奥のダンボール箱に無造作に詰め込んでしまってある。ちょっと訳あって、ひっぱり出してみた。
いや、ダンボールの中から出るわ出るわ、よく書いたねこんなに…。古くは高校の頃に書いたものから、新しいものまで。オーケストラ、吹奏楽、弦楽、意外とビッグバンドもたくさんあった。金管アンサンブルは大編成が多い。トロンボーンアンサンブルもあるし、4トロンボーンもある。なつかしく思い出すもの、片鱗も思い出せないもの(こんなの書いたっけ…)、あぁ、そういえば書いたな…、ってのも。。
「明日までに書いてきて!!」なんてのもあったな。しかもオケ。コンピューターのない頃に一晩で1曲2曲書くのって、『書けたら奇跡やね』って感じだったから。まぁ今でも、『本番の5日前にはまだ影も形もなかった』なんて曲もあるし、切羽詰まってもたいていなんとかなっちゃう不思議なところは、相変わらず変わっていない(-_-;。1週間で3曲4曲アンサンブル書いたこともあったな。で、そのほとんどは音が出る現場に演奏者として参加している。
まぁ、箱の中からは、なにしろなんだか慣れた手の、ちょっと丸っこいふにゃふにゃした音符たちがいっぱい出てきたよ。初期の頃は丸っこかったけど、後期になると写譜ペンのようにシャープペンを使うようになって、まあまあきれいな楽譜。何曲かひっぱりだしてきて今ここにあるけど、でもきっと今見返すと、『う〜ん…(-_-)』って感じになるかもしれない(^^;。。