2011/12/16(金) 初見合奏
きょうは寒かった。っていうか、やっと冬の寒さになった感じ。昨日までは、寒い寒いとは言いながらもまだ冬本番の寒さっていう感じじゃなかったな。
さて、きょうもバンド指導は初見で合奏。「きょうの曲はこれです」とスコアを渡され、すぐ合奏。ほんとはこんなことに慣れちゃいけないんだろうけれども、もう慣れちゃった初見合奏^^;。
大学を出たばかりの頃、ダンスホールのバンドで何年か吹いた。そこには楽譜が全部で1000曲ぐらいあり、その中からいちにちに50曲ぐらいを演奏する。そんなのが毎日続く。最初はもちろん初見。楽譜を見てまず第一に確認するのは、拍子、調性、テンポ、行き方。それだけ押さえておけば、とりあえずはなんとかなる。あとは慣れ。
オーケストラでも、バレエなどでは次から次へとたくさん曲があるから、この4つのポイントの再確認はかかせない。in2とかin4とかの確認も。あとは楽譜の書き込みを絶対見落とさないこと。ひとつでも見落とすと大事故の可能性がある。そしてアンテナの感度を上げて(指揮をよく見て)、テンポの変化をちゃんと感じ取ることが大事。
バンド指導の初見合奏も、結局要領は同じ感じ。スコアって山ほどいろいろと書いてあるけれど、瞬間瞬間に注意を向けなきゃならない楽譜の要素って、そう多くはない。それよりも耳のアンテナを敏感にしておくことが大事だと思う。