2011/11/21(月) 事実は小説より奇なり
 最近あるケータイ小説をみつけて、ケータイで読んでいるうちに引きこまれて、読破。その小説は、ある人のこれまでの人生が書かれた、言ってみればノンフィクションものなのだけれど、400ページ近く、おそらく10万文字以上を、3日ほどで読んでしまった。

 ケータイ小説といえば、火付け役の1つといえるのが、7年ほど前に流行った『ディープラヴ』。ケータイで配信され、のちに単行本化され、映画にもなった…。当時、単行本になったものを読んだが、どこか稚拙な文章で、う〜ん(-_-)、、という感じ。で、この頃に、「子どもに携帯電話は危険だ」なんて言い出す大人が出てきて…。それは短絡的だと思うのだが…。

 でもなにしろ、ケータイで配信される小説なんて子どもだまし、と今まで思っていたけれど、引きこまれた。やっぱり、ノンフィクションもののリアリティが響いたんだと思う。ノンフィクションといえば、今まで観て感銘を受けた映画の中には『アポロ13』や、先日の『はやぶさ』などもある。

 やっぱり、事実は小説より奇なり、なんだねぇ。してみると逆に、フィクションで人の心を動かす小説家って、すごいよねぇ。。