2011/10/08(土) 編曲許諾
ある編曲の仕事のために、許諾(楽曲を編曲していいと作曲家から許しを得ること)を取る手続きをした。Twitterでもつぶやいたが、イギリスまで英文メールを打った。まだやり取りは継続中。。
著作権は、国によっては作曲家の死後70年のところもあるけれど、多くの国は死後50年間有効だ。さらに第二次大戦の敗戦国には戦時加算もある。で、著作権の生きている作曲家の曲を編曲するときは、編曲の許諾が必要。もちろん、演奏によって発生する著作権使用料とは別である。
それが、電話1本で許諾OKなんて人もいれば(今は著作権は切れたがスペインの某有名作曲家)、書類や楽譜を提出しなければならないところもある。さらに、編曲許諾が1年間の期間限定で24000円也なんて人もいた(>_<)。まあそれでも許諾がもらえればいいが、許諾しない人もいる。
今は著作権が切れたが、ホルストなど、組曲『惑星』の、編成を削ることも、どれか1曲を取り出して演奏することも、もちろん編曲することも許さなかったんだよね。著作権が切れてから編曲する機会があったけれども…。あと、吹奏楽コンクールの課題曲は『エレクトーンへの編曲は許諾いたしません』とある。これの著作権は吹奏楽連盟が持っている。
まっ、無事に許諾が取れますように…