2011/10/01(土) 練習見学
きょうは、ある高校吹奏楽部の練習を見学させてもらいに行ってきた。全国大会直前のこの時期に合奏や分奏の練習を見学できる機会というのはそうないので、勉強になる。
課題曲のスコアを持って行こうと昨日の夜に部屋を探したんだけれども、見つけられず(>_<)。今年は早々と終わったものね、課題曲…。いったいどこに行ったんだろう…。。で、きょう、分奏を見学していると、生徒のひとりが「どうぞ」とスコアを貸してくれる。その前に、合奏室に入っていくと、すかさず椅子を持ってきてくれる生徒がいる。午前の分奏が終わって、「ありがとう」とスコアを返して、顧問の先生とお昼を食べに行って帰ってくると、またちゃんと椅子の上に課題曲と自由曲のスコアが置かれている。
いちにち練習を見学して、思うところや感じるところはたくさんあったのだけれど、全国大会に行く学校であっても、やっばり練習をとおしてやっている具体的な内容などはよそとあまり変わらない。じゃ、何が違うのか…。きょうも練習を見ていてとても感じたのだけれど、やっぱり、ひとつひとつのことをどれだけ掘り下げてこまかく追求するか、追求できるか、また、そのひとつひとつの課題に対してどれだけ真剣に、すなおに、ひたむきに取り組んだか。これに尽きると思う。全国大会前の他校を見たときにも感じたけれど、そのいちばん根底にあるのは、素直さ、ひたむきさ。その、指導者も含めたメンバーひとりひとりの心根が、いちばん大切なように思う。
全国大会、好演を期待しています。ぜひいつかまた見学させていただきたいと思います。