2011/09/03(土) 編曲と調性
 最近オケものを1曲編曲した。もともとオーケストラの曲をたとえば吹奏楽に編曲する場合、ぼくはしないけれど調性を変える場合も多い。たとえば軽騎兵序曲ならA→B、新世界e→d、ポルカ狩りA→Asなどというふうに…。

 あるバイオリン弾きが、ラデツキー行進曲をEsで弾かされたとつぶやいていた。ホントはD。吹奏楽との共演だったんだそうだけど、大変だろうなぁ…。たかが半音されど半音!と。トロンボーンは調が変わってもそうは苦労しないけど…。

 編曲するにあたって調性を変える必要が、はたしてあるんだろうか…。しばらく前に編曲したペールギュントの吹奏楽編曲も原調で書いた。『朝』はE−dur(♯4つ)。ただ、クラリネットはA管で書いたから、もしB管だったら(楽譜をBにしたとしても)大変かもしれないな。きっと大変だろうな…。たとえばチャイコの『花のワルツ』(くるみ割り人形)のソロなんかも、B管で吹くのは困難だろうし…。

 そういうのって、練習次第でなんとかなるものなのか、どうなのか…