2011/08/29(月) 真っ白にして…
 バンド指導に行くと、トロンボーン以外の楽器を吹いてみせることもある。小学校に教えに行ってトランペットを吹いた…。自分で言っちゃいけないけれども、素直な音だ。まぁ、小学生の見本には、なるだろう。んで、ふと考えた。

 普段吹かないトランペットでは何のストレスもなく自然に音を出せるのに、毎日吹いてるトロンボーンでは、もしかしたらなんだかいろいろと余計なことをやってやしないか…、自然ではないことをやってるんじゃないか…、と。

 と思っていたら、今月号のパイパーズでフルートの神田さんがおんなじことを言ってみえた。とにかく作らないことだと…。

 トランペットを吹いた時のように、なんにもしないで吹いてみる。ナチュラルに。んで、そこから何をやりだすのかを、観察する。そしたら…、、、あぁ、やっぱり余計なことをいろいろやってるんだなぁ、と、気がついた。

 余計なこと、その根っこにあるのは、過去に『こうやって吹こう』とか『こうすればよくなる』とか、考えたり研究したり教えられたりしたことだったりするのだ。やっぱり知識や経験は、すべていつか呪縛にもなるのですよ楽器ってのは。。

 なんにも考えないで吹けたら、それがやっぱりいちばんいい。そんな人はなかなかいないけれども、、。だから大事なのは、観察することや感じることや聴くことやイメージなんだよねやっぱり。。