2011/08/23(火) 歌うこと
 きょうは朝から初心者合奏。初心者っていっても楽器を持ってもう数カ月経つ子たちなんだけれども、まだ曲に取り組む前の子たちをこうして指導するのは、あの学校にはもう長く行っているけれど、初めてのことだ。

 合奏というより、まずチューニングから。もちろんチューナーを使うのではなく、何かの音に合わせていく。ひとりずつ。音が合っていくのを耳でたしかめたり、楽器や奏法のチェックもしていく。といっても、「こう吹きなさい」などの指導はあまりしない。ほんとに必要なことのみ、伝える。

 音がなかなか安定しない子に、その音を歌ってきかせて(このときの歌い方もポイントだけど…)、「今、吹こうとしているのはこの音だから、吹きながら一緒にこの音を歌っている感じで吹いてごらん」と伝えて吹かせると、やっぱりかなりの確率で響きが改善するし、音は安定する。なんにも音を示さずただ「歌うように吹いてごらん」と言うだけではダメ。それではただのおまじないだ。あと、合奏で音階などを合わせていて、みんなで声で歌ってから合わせると、必ず響きが改善する。

 やっぱり歌うことは大事。歌えなければ管楽器はちゃんと吹けない。これはやっぱり真実。

 さて、きょうは今から(もうすぐ夜9時)またリハに出かける。再来週のライブのリハーサルでっす。ネムネムだあねぇ(~_~)