2011/08/02(火) 楽譜間違い
 バンド指導。某吹奏楽関係有名出版社の楽譜だったんだけど、合奏中、ある楽器に、「レはフラットじゃないよぉ」と言ったら、「だってフラット付いてるもん」って…。見ると、調号のフラット2個がちょっとずれてラとレについてる(汗)。こんなことはコンピューター浄書の楽譜では起こりえないから、どこの出版社かわかっちゃいそうだな…^^;

 ぼくらは調号がフラット2個だったらシとミに付くものだと知っていて、見ただけで無意識に身体が反応する。なのでたとえそれが間違ってラとレに付いていたとしても、気づきすらしないかも…。逆に、シとミはフラットではなくラとレをフラットでと言われたら、きっと面倒だ^^;。ぼくらはそうだけど、子どもたちは…、もし調号の付く順番(フラットだったらシミラレソドファ)を知らなかったら、律儀に何の音に付いてるか見て1個1個考えるんだねぇ…。そりゃあそうか…。

 かくいうぼくも、調号に付く順番があるなんてことを知ったのは高校、それも2年生の頃だ(汗)。それまでにもまねごとで楽譜を書いていて、どうもミの音が全部フラットだからまとめて先頭に書いちゃえ、的な感じで調号を書いたりしていた。そしたらそれを見た友だち、「ミにフラット付くんならまずシに付くだろうよ。付く順番があるんやで」と。そうだったのか!!(汗)

 教えてもらわなかったら知らないよね。楽譜の間違いが教えてくれた、子どもたちの楽譜の読み方なのでした。