2010/12/20(月) 逆をやってみる
管楽器の雑誌『パイパーズ』を定期購読している。ぼくが今定期購読している雑誌は、『パイパーズ』と、『ボートボーイ』。こちらは競艇の雑誌^^;。。んで、パイパーズってほんとに読みどころがたくさんあって、端から端まで全部ではないけれど、きっと半分近くは読んでいると思う。
その中で、ユーフォニアムの山岡潤さんのコラムに今月も面白いことが書いてあった。楽器を練習するときに、イメージの転換として、逆をやってみるというのだ。たとえば、『息をもっと出さなければ』と思っている人は、『息をもっと減らさなければ』と思いながら吹くと良い結果に結びつくこともあるのだと。
ぼくはオンラインレッスンにも書いているけれど、『過ぎたるは及ばざるが如し』で、なんでもかんでもやればやるほどいいってものではないのです。それに、前にも書いたけれど、たとえば吹奏楽の現場でよく聞く言葉…「息のスピードをもっと速く!」。それってどういうことですか? ほんとにそうするといいの? 今まで見てきた生徒たちの中には、息のスピードが速すぎてうまくいかないでいる子にも、結構出会ってきた。
あたまで考えるだけではダメで、でも、あたまで考える人には時には『発想の転換』も必要ってことだよね。