2010/11/25(木) 必要な力
 楽器の演奏やその指導でよく言われることのひとつに、「余分な力を抜いて」ってのがある。余分な力って、なんだろね…。そりゃ、リラックスしてラクに吹けるほうがいいに決まっている。でも、とにかく力が抜ければ抜けるほどいいのかというと、そういうものではないよね。

 たとえば、これも指導現場でよく言われる言葉、「息の支え」。オンラインレッスンを読まれた方はわかると思うけど、息の支えって、息を出そうとする力と止めようとする力の拮抗なんです。呼気筋と吸気筋の拮抗。反対向きの力をつりあわせているわけで、一見ムダに見えるけれども、必要な、大切な働き。

 これと同じような力の拮抗が、ほかにもある。最近気づいて目からウロコだったんだけれども…。一見ムダに思えても、じつは大切なことって、あるのです。。

 ということで、オンラインレッスン少し改定しました。