2010/11/17(水) コンペ
 東京に行って作編曲家の人に聞いた話なのだけれど、今のJ-popの楽曲はみんなコンペで選ばれているんだそうな。まあそれは知ってはいたけれど、それが全部だとは知らなかった。音楽も使い捨ての時代だ。世も末だね。

 コンペは音を提出するから、それを作るのにもカネがかかるし、コンペ通る確率なんて高くないからJ-pop作曲家のモチベーションは下がってきているのだと。まあそれに、たとえば歌手のアルバムを作るとする。楽曲はコンペで拾ってきたものばかりだから、サウンドの一貫性、方向性もない。つまり行き当たりばったり。。

 今のJ-popは、はっきり言って、もう終わってる。昔はいいアーティストがいたのに…、昔はいい曲があったのに…、って思うのは、単なる時代の違いじゃないんだと、現状の話を聞いて思ったよ。

 拾ってきては使い捨て。筋の通ったコンセプトもない。J-popに限らず、オーケストラとかだって、名前こそ変わらないけど中身は入れ替えでコロコロ変わっていって、サウンドの一貫性なんてない団体もある。そんなもの、誰が聴きたいか…

 たとえばラーメン食べに行くのだって、世の中にラーメン屋さんは山ほどあるけど、『この店に行ったらこの味』『あの店に行ったらあの味』ってのがあるから、客はそこに食べに行くんだよね。ちょっと考えればすぐにわかりそうな話だ。そういう意味で、もう終わってるね。