2010/11/02(火) 因果関係
なんだかこのところ楽器を吹いていて心地よさがない、どこかムリしてる、と思っていたんだけれども、きょう、根本の部分でずれているところに気がついた。
楽器の奏法って、言ってみれば『セミオートマチック』みたいなものだと思う。根元の基本チューニングができていれば、そのまわりのことは自然に、おさまるべきところに心地よくおさまるものだ。それがそうならないと、ついつい小手先のところだけを見て無理矢理修正して吹いてしまいがち。それでも曲がりなりに吹けてしまうから、かえって始末が悪い。
どこかで書いた気がするけど、たとえばアンブシュアと喉の振る舞いにはいろいろな因果関係があって、どちらかだけ切り離してコントロールはできないし、たとえできても決して心地よくはない。レッスンや指導をしているとよくわかるのだけれど、自分のことには気づかなかったりするのだ。
もっと注意深く吹かないとね…。