2010/09/16(木) アンブシュア
 ずっと楽器をやってきた人が、あるとき急に吹けなくなったりすることを、『つぶれる』なんて言うけれど、そういうとき、よく「口が」という言い方をしたりする。「口の問題で…」などというふうに。

 たしかに口、アンブシュアはすごく大事だとは思うけれど、口は、口だけの独立したひとつの技術なのではなくて、喉や、口の中や、舌や、いろんなところとつながっていて、関係し合って振舞っているんだということを、ここ近年特に感じる。

 その関連性を無視して無理矢理力づくで持っていこうとすると、うまくいかない。スイッチ、つながりをみつけてうまく組み立ててやれば、自然にできあがる。でも、どんなにそれが正しくても、頭で考えてやっているうちはまたダメだし…。

 そのうち時間ができたらオンラインレッスン改定しまッス。。