2010/06/07(月) 機序
トロンボーン、しばらく調子が悪かった。いや、ホント。じつはタンギングを少し変えてみていたのだけれど、それは不可能なやり方なんだと、はたと気がついた。どういうふうに変えていたのかはとても危険すぎてここには書けない。以前のやり方に戻したら、ちゃんと鳴るようになったよ^^;
オンラインレッスンにも(たしか)書いていると思うけれど、呼吸、のど、舌、くちびる…。それらのテクニックはそれぞれが独立したものではなくて、全部が関連し合っている。不可能な組み合わせ、ムリなやり方というのもある。んで、吹き方に限らず楽器やマウスピースでもそうだけど、何かを変えた影響、変化っていうのは、もちろんすぐに変わる要素もあるけれど、ほんとうの変化は、何日もあとになって現われる。
調子を崩したり、つぶれたり、その機序は人によってさまざまなんだろうけど、案外多いのは、舌や喉が乱れることによって息の流れが乱れて、それによって呼吸やアンブシュアが壊れる、って流れなんじゃないだろうか、と思う。舌のふるまいは息の流れ。大事です。もちろんその前に、イメージがあるのは言うまでもないけどね。