2010/01/16(土) 呪縛
 小学生は理屈より感覚が先に来ると昨日書いたけれど、これが高校とかから始めると、できないんだなぁそういうふうに。。まっ、あたまでなんにも考えないでもできちゃう人のことを『天才』なんていう人もいるけれど、そういう意味では、小学生の子たちって、みんな天才なのかもしれない。

 もしかしたら天才ってのは、じつは選ばれたごく少数の人なのではなくて、元々はみんな天才だったのかもしれない。じゃ、それがどうして凡人になるのかっていうと、もしかしたら教える大人のせいなのかもしれない…。余計な理屈を教えたり(理屈をいっぱい話すとなんだか教えたような気になるものです)、その理屈も、じつは間違っていたり…(>_<)

 いっぱいあるような気がするんだけれども、たとえば、、「のどを開けて吹きなさい」なんてことを言ったりする。でも、今じゃみんな知ってることだけど、管楽器を吹いてる時って声門は閉じているんです。そういう意味では、『のどを開けて』は間違い。まぁじつは『のどを開けて』はほんとうはもっと違うことを言いたいんだろうけれども、それなら、言い方が間違ってる。

 こういうの、いっぱいあると思う。言葉って難しい、し、言葉や理屈って有害だったりもすると思う。もしかしたら有益なものよりむしろ有害なもののほうが多かったりして…。んで、そういう呪縛にとらわれて、天才が凡人になっていってしまうのかもしれない。。わかんないけどね。