2009/03/19(木) 正直に
 バンド指導。このバンドはねぇ、もう3年目になるけれども、正直書くと、今年はいまひとつだったよ。上級生が下級生の世話をしないものだから、下級生がなかなか吹けるようにならない。「べつに、勝手にすればぁ…」みたいな感じだから、結果、バンドがまとまらない。そりゃつまんないよねぇ…

 合奏もだからノリが悪くて、まぁやる気がなさそう。去年と雲泥の差。で、あんまりだらだらだから、「もうやめ」といって切り上げようとしたら、今年度最後の指導日だったのねぇ…

 いや、最後だろうとなんだろうと、ぼくは奮起を促すつもりで「やめ」なんて言わない。ほんと練習してもムダだと思ったから、ほんとにやめようと思って。だってあんなんで合奏続けてもムダやからね。。

 ぼくは、ダメなときはダメと言う。いいときはいい。そこに、作戦、おだて、方便、嘘、そんなものはない。素直に、思ったり感じたりしたことを言うだけ。言われたほうは、時には傷つくかもしれない。だけどね、嘘ついていい気分にさせるよりは、ほんとのことを『ちゃんと』伝えて傷つくほうが、子どもたちのためにはむしろいいと思う。

 嘘は何も生み出さないから。