2009/12/29(火) パイパーズ
 管楽器の雑誌「パイパーズ」の今月号で、声楽家でウィーン少年合唱団ボイス・トレーナーの菅野祥子さんのインタビュー記事を読んだ。目から鱗というか、深イイなぁ、と。。

 「声を出そう」ではなく「声が出ている」状態に導く。これって、管楽器にも置き換えられることだ。引用するけれど、、(ウィーン)留学前は「長いフレーズを歌い始める前にどれくらいのエアをとるのかを考えろ」と教わったけれど、ウィーンでは「そんなことは一切考えるな」と言われたのだと…。

 ぼくも今、「息を吸わないこと」がテーマだったりする。たくさん吸えばいいっていうものではない。きっと、必要な息は身体が自然に欲するのだから、それを頭で考えるんじゃあない。わかってはいるんだけれど、これがなかなか難しい。。それから、音楽に「集中する」ってことは、「考える」ことじゃあない。むしろ、その反対だ。これも、なかなか難しい。。

 この記事、どの管楽器吹きにも読むことをお勧めします。