2009/12/26(土) 平成22年度予算
 12月14日の日記で、事業仕分けによる文化予算削減に反対のメールを出して!とホームページでお願いしたけれど、昨日、平成22年度の予算案が閣議決定されましたね。

 事業仕分けでは廃止の判断だった『子どものための優れた舞台芸術体験事業』は、満額で計上されたみたいです。『芸術創造活動特別推進事業助成金』は多少減額の可能性はあるみたいですが、オーケストラなど文化活動に対する補助が保たれたこと、子どもたちが音楽にふれる機会が確保されることは、とっても意義深いことだと思います。

 財務省は「仕分け以降、多くの意見が寄せられ、必要な事業と認識した」とコメントしているようです。やっぱり、たくさんの人たちから寄せられたメールなどによる意見が大きな影響を与えたようですね。少なくとも、芸術を守り育てていく国の政策についての議論が始まったことは意義深いことだと思います。

 12月15日の日記でも書いたように、音楽文化を守るために、これからもみんなでできることをやっていきたいですね。