2009/12/24(木) 進化(2)
(昨日の続きです…)

 それ以上に、いい演奏を聴く機会、いい音にふれる機会が増えた、練習のやり方も進化したってことなんじゃないかな。奏法だって進化しているし、そういうものが、進んだ学校には入ってくるようになったってことなんじゃないかな。一昨日の日記に書いた『ボディ・マッピング』とかもそのひとつ。

 さらに、指導者が進化してるってことがあるだろう。どんなに楽器や練習法やシステムが進化しても、それをモニターする指導者の耳ができてなかったら意味がない。進化している学校バンドは、これがいちばん大きいんだろうねきっと。。

 そんな影響で、いわゆる『大人の音』を出す学校バンドが増えた。。

 「音出せぇぃ!!」とか「腹に力入れろぉ!!」なんてことを言われながらペラペラの音で吹いていた『昭和の時代』は終わったってことだよねぇ。それでも、世界の視点から見たらまだ遅れてるんだろうなぁきっと…

 昨日書いたその名門吹奏楽部は、今も全国のトップクラスだ。これだけめまぐるしい進化に遅れず、つねにトップに君臨し続けていることが、すごいよねぇ。